本格的な牡蠣のシーズンがやってくる前に、簡単なのに牡蠣がグンと美味しくなる下処理方法をお伝えしたいと思います。牡蠣小屋の方に教えていただいた、牡蠣小屋直伝の下処理方法です!
牡蠣の下処理をきちんとすることでヌメリや臭みが消え、仕上がりもふっくらとした牡蠣を楽しむことができます。それでは、その方法を紹介していきます。
牡蠣の下処理方法:片栗粉が決め手!
牡蠣の下処理に必要な材料はこちら。
1.牡蠣(むき身)・・・200グラム
2.塩・・・小さじ1
3.片栗粉・・・大さじ1
牡蠣の下処理手順
1.牡蠣の袋をざるにあける
2.ざるの牡蠣をそのままボウルに移す
3.塩と片栗粉を入れて軽く混ぜる
4.500ccほどの水を注ぎ入れる
5.手でやさしくかき混ぜる
6.汚れた水を捨て、きれいな水で2~3回すすいだら完了!
★ フライやソテーにする場合は、キッチンペーパーで水気を拭き取りる。牡蠣ご飯や鍋などにする場合は、ざるで水切りすれば完了です。
片栗粉で牡蠣の下処理をするメリット
塩でささっと牡蠣の下処理をされる方は多いのではないでしょうか。ほんのひと手間、そこへ片栗粉をプラスするだけで、カキ料理の仕上がりが抜群に違ってきます!
牡蠣の下処理に片栗粉を使うと、片栗粉が牡蠣の汚れをガンガン吸着して牡蠣をキレイにしてくれます。それから汚れと同時に、臭みとヌメリも一緒に落としてくれる。これは、お塩だけでは成せない技なんですよね。
塩と片栗粉を入れたボウルに水を注ぎ、かき混ぜた水の汚れ具合にビックリされるかもしれません。さらにビックリするのは、牡蠣がふっくら仕上がること。
牡蠣の下処理に片栗粉を使うだけで、いろんな工程で驚きがあると思います。ぜひ、“片栗粉プラス”の下処理方法を試していただきたいです。
牡蠣の下処理方法まとめ
私は毎年、牡蠣を牡蠣小屋で購入していて、いつもむき身を調理するときは塩で簡単にもんだだけの下処理をしていました。これがベーシックな牡蠣の下処理方法だと疑うこともなく、臭みや汚れが取れていると思い込んでいました。
しかし昨年、牡蠣小屋の方に直接牡蠣について教わっていると、下処理に片栗粉を使うことで汚れ・ヌメリ・臭みが取れるし、牡蠣もふっくら美味しくなるとのこと。
さっそく試してみると、本当にその違いは歴然!きれいに見える牡蠣でも、案外汚れているんですよね。今回、牡蠣フライでいただきましたが、ふっくらとした仕上がりで大満足でした。
ぜひ今年から、牡蠣の下処理方法はこの方法で、みなさんに牡蠣を楽しんでいただけたらと思います。